バルダーズ・ゲートの戦い 統率者デッキ 全4種ガイド
2022年発売「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」統率者デッキ4種(ドラゴンの降下/追放からの出口/精神剥ぎ/パーティーの時間)を実際の収録カードから解説。各デッキの戦略とキーカードをまとめました。
最終更新: 2026-09-25




「バルダーズ・ゲート」を題材にした統率者レジェンズの第2弾に合わせた、4つの構築済みデッキです。このセットで登場した背景(Background)という仕組みにより、統率者の組み合わせを自分で選べるのが最大の特徴です。
バルダーズ・ゲートの戦い 統率者デッキのテーマ
| デッキ名 | カラー | 統率者 | コンセプト |
|---|---|---|---|
| ドラゴンの降下 | 青赤 | 狡猾な扇動者、フィルクラーグ | ドラゴンと使嗾 |
| 追放からの出口 | 赤緑 | 戦慄の狼の伝令官、ファルドーン | 追放領域からのプレイ |
| 精神剥ぎ | 青黒 | ンガスロッド船長 | ホラー部族と切削 |
| パーティーの時間 | 白黒 | ナリア・デアルニス | パーティー(4職業)を揃える |
背景(Background)という仕組み
このセットの統率者の多くは背景選択を持ちます。これは共闘に似た仕組みで、伝説のエンチャントである「背景」1枚を2体目の統率者にできるというものです。
共闘統率者の一覧で扱っている共闘と違い、背景はクリーチャーではありません。盤面に出ても攻撃はできず、常在型能力でデッキ全体を支えます。組み合わせを変えるだけでデッキの方向性が変わるため、同じ箱でも遊び方の幅が広い構成です。
いつ、どこで買えるか
発売日は2022年6月10日です。日本語版も発売されています。
再販はされていないため、現在は在庫販売か中古での入手になります。
箱の中身
- 構築済み統率者デッキ 1つ(100枚)
- 両面トークン
- 提示用統率者カード1枚
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ドラゴンの降下(狡猾な扇動者、フィルクラーグ)

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デッキの内容
ドラゴンと使嗾の青赤デッキです。統率者の狡猾な扇動者、フィルクラーグは、自分のドラゴンが対戦相手を攻撃するたびに、そのプレイヤーのクリーチャー1体を使嗾します。
使嗾されたクリーチャーは自分以外を攻撃せざるを得なくなるため、相手同士を戦わせながら自分は安全に殴れます。多人数戦の立ち回りで触れた「誰を狙うか」を、こちらから操作できるのがこのデッキの強みです。
キーカード
《アストラル・ドラゴン》 / Astral Dragon
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《アストラル・ドラゴン》は戦場に出たとき、クリーチャーでないパーマネント1つのコピーを3/3飛行のドラゴンとして2体作ります。強力な置物を2倍にしつつ、フィルクラーグの誘発条件であるドラゴンも2体増えるという、二重に噛み合った8マナです。
収録カード
クリーチャー28
プレインズウォーカー2
インスタント3
ソーサリー7
エンチャント10
アーティファクト11
土地16
追放からの出口(戦慄の狼の伝令官、ファルドーン)

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デッキの内容
追放領域から呪文を唱える赤緑デッキです。統率者の戦慄の狼の伝令官、ファルドーンは、追放領域から呪文を唱えるか土地が追放領域から戦場に出るたびに2/2の狼・トークンを生成します。
「ライブラリーの上を追放して、このターン中だけプレイできる」という効果を持つカードが多数入っており、手札を使わずに展開しながらトークンが増えていく構成です。
キーカード
《ナルフェシュネー》 / Nalfeshnee
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《ナルフェシュネー》は、追放領域から唱えた呪文をすべてコピーします。このデッキは追放領域から唱えること自体がコンセプトなので、出した瞬間からすべての行動が2倍になります。ファルドーンの狼も同時に増えていきます。
収録カード
クリーチャー27
プレインズウォーカー2
インスタント5
ソーサリー15
エンチャント7
アーティファクト4
土地18
精神剥ぎ(ンガスロッド船長)

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デッキの内容
ホラー部族と切削の青黒デッキです。統率者のンガスロッド船長は自分のホラーすべてに威迫を与え、ホラーが戦闘ダメージを与えるたびにその点数だけ相手のライブラリーを削ります。
さらに終了ステップに、このターン相手の墓地に置かれたアーティファクトかクリーチャーを1枚、自分の戦場に出せます。相手のデッキを削る行為が、そのまま自分の盤面を増やす行為になるという、攻めと利得が一体化した設計です。
キーカード
《正気の剝ぎ取り、ゼルリクス》 / Zellix, Sanity Flayer
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《正気の剝ぎ取り、ゼルリクス》は、誰かがクリーチャー・カードを切削するたびにホラー・トークンを生成します。自前の切削能力も持つため、ホラーを増やす→殴って削る→さらにホラーが増えるという循環を作れます。背景選択を持つので、2体目の統率者と組ませることもできます。
収録カード
クリーチャー31
インスタント5
ソーサリー9
エンチャント5
アーティファクト11
土地20
パーティーの時間(ナリア・デアルニス)

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デッキの内容
パーティーを揃える白黒デッキです。パーティーとは、ウィザード・クレリック・戦士・ならず者の4職業を1体ずつ揃えることを指します。
統率者のナリア・デアルニスは、ライブラリーの一番上を常に見られ、その4職業の呪文ならライブラリーの上から唱えられます。パーティーが全員揃っていれば、戦闘開始時に全体に+1/+1カウンターと接死を配ります。
小型クリーチャーを並べる構成なので、デッキ100枚の内訳でいう「横に並べる戦略」にあたります。全体除去には弱い反面、序盤から動けるのが利点です。
キーカード
《闇市の人脈》 / Black Market Connections
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《闇市の人脈》は毎ターン、宝物・ドロー・多相クリーチャーの3つから好きなだけ選べます(選ぶほどライフを失います)。多相トークンは1体で4職業すべてを兼ねるため、パーティーを揃える条件を単独で埋められる点がこのデッキと噛み合っています。
収録カード
クリーチャー44
インスタント3
ソーサリー5
エンチャント3
アーティファクト7
土地19
まとめ
「バルダーズ・ゲートの戦い」統率者デッキ4種は、背景という仕組みによって統率者の組み合わせを選べる点が最大の特徴です。
- ドラゴンの降下:使嗾で相手同士を戦わせ、ドラゴンで殴る
- 追放からの出口:追放領域からの連鎖で手札を使わずに展開する
- 精神剥ぎ:相手を削りながら、その墓地から盤面を作る
- パーティーの時間:4職業を揃えて小型クリーチャーを強化する
動きが分かりやすいのはドラゴンの降下とパーティーの時間です。改造の進め方は構築済みデッキの強化 実践編にまとめています。